季節はあっという間に冬を迎えるシーズンとなり、今時期は新酒を楽しまれている人が多いのでは無いでしょうか。
そこで今回は私が在住する高知県より土佐酒のオススメ新酒を厳選紹介させていただきますので、購入を悩んでいる人や気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

①酔鯨酒造:酔鯨 特別純米酒 しぼりたて
吟醸酒レベルである55%まで精米され、仕込み水には鏡川の最源流域にある湧水、9号系由来の自社酵母を用いて吟醸酒造りと同様に低温でじっくり醸された1本。
火入れ処理していない生酒を瓶詰めしているので、ピチピチでフレッシュな香味が味わえます。奥深くには純米酒ならではの豊かな旨味も感じることができます。
・種類:特別純米酒
・アルコール度:17度
・精米歩合:55%
・日本酒度:+2
・酸度:2.0
②濱川商店:美丈夫 特別純米酒 しぼりたて生原酒
新酒ならではの瑞々しさに上品さも備わった香味感、柔らかい口あたりと後に残らないキレの良さが特徴的。
加えて原酒ならではの芳醇な旨味もしっかり落とし込まれており、美丈夫だからこそ再現できる絶妙な香味加減をぜひ体感して欲しいです。
・種類:特別純米酒
・アルコール度:16度
・精米歩合:60%
・日本酒度:+4
・酸度:1.3
③土佐酒造:桂月CEL24 純米大吟醸50 しぼりたて生酒
高知県産酵母「CEL-24」の特性であるフルーティで華やかな香りに、生酒ならではのジューシーな味わいが共存した1本。
ラベルには可愛い衣装をまとった雪だるまがイラストされており、つい手に取ってしまうようなモダンなデザインも魅力のひとつ。
こちらは白身魚のお刺身やハーブやニンニクを使った香り高いイタリア料理とのペアリングがオススメ!
・種類:純米大吟醸
・アルコール度:15度
・精米歩合:50%
・日本酒度:-4
・酸度:1.4
④土佐鶴酒造:蔵出ししぼりたて新酒
沸き立つ醪が醸してくれる華やかな新酒の香りと蔵出しならではの風味が印象的なのが土佐鶴の新酒です。
冷酒で華やかな香りとキリッとした喉越しを楽しむ一方で、燗酒で一層ふくよかになった香りと柔らかい旨味を堪能したりと幅広い温度帯で楽しめるのも魅力のひとつ。
土佐鶴らしい淡麗辛口も顕著に感じられるので、温かい鍋料理や魚介料理と共に楽しんでみてください。
・種類:普通酒
・アルコール度:15度以上16度未満
・精米歩合:70%
・日本酒度:+5
・酸度:1.2
⑤無手無冠酒造:酒槽一番汲み
看板商品である栗焼酎「ダバダ火振り」を醸す無手無冠酒造が、厳寒の酒造期のみに醸造する純米生酒。
酒槽から滴り落ちる生原酒の一番汲みであり、味わいは少し甘口で口あたりはソフトでありながら、アルコール度数は18.5度と高めなので力強く芳醇な喉越しも特徴的。
瓶底には少し白濁した澱があるので、よく振ってから呑み楽しんでみてください。
・種類:純米酒
・アルコール度:18.5度
・精米歩合:70%
・日本酒度:-8.3
・酸度:2.9
【まとめ】
今回は高知県のオススメ新酒をご紹介しました。
全体的に新酒のフレッシュな香味を含みつつも、土佐酒らしい淡麗辛口テイストがあれば華やかな香りが楽しめるものまで様々。
今回紹介した5種類以外にも、まだまだ高知の美味しい新酒はありますので、機会があればぜひ色々と呑んでみてくださいね!
高知県在住唎酒師 日本酒フォトライター 谷口 廉
