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Z世代酒匠がおすすめする
「今週の注目の一本」は
ゆきのまゆ 純米大吟醸 山田錦 生酒
/苗場酒造(新潟)です。
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原料を一度に投入する“一段仕込み”という珍しい製法で造られた日本酒「ゆきのまゆ」。
糖分がアルコールに分解されきる前に搾るため、白桃や蜂蜜を思わせるフルーティーな香りとフレッシュかつ濃密な甘味が特徴です。
甘口派には是非飲んでいただきたい一本です。
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商品紹介
・商品名:ゆきのまゆ 純米大吟醸 山田錦 生酒
・酒蔵名:苗場酒造株式会社(新潟県津南町)
・原料米:山田錦
・精米歩合:40%
・アルコール度数:14度
・参考価格(税込):3,300円(720ml)
・その他:苗場酒造の人気ブランド「醸す森」が2024年10月にリブランディングし、新たな名前とラベルデザインで発売されたのが「ゆきのまゆ」です。
一段仕込みについて
「ゆきのまゆ」は“一段仕込み”という珍しい製法で造られています。通常の日本酒造りでは発酵のスターターキットである酒母に、3回に分けて蒸した米や麹、水をタンクに投入してアルコール発酵を進める“三段仕込み”が用いられます。これは、原料を一度に酒母に加えると、酒母の中で増やした酵母の密度が薄まり、不要な雑菌が繁殖する恐れがあるためです。
“一段仕込み”ではあえてこの工程を一度に行うことで、糖分がアルコールに分解されきる前に搾ることができ、フレッシュで濃密な甘味を持つお酒に仕上がります。
苗場酒造ではこの“一段仕込み”で造ったお酒を3種類販売しており、それぞれに生酒と火入れの2つのラインナップがあります。今回ご紹介するのはその中でも最も精米歩合が高い「純米大吟醸 山田錦 生酒」です。
香りと味わいの特徴
外観はほんのり淡い黄色。
白桃やライチを思わせる濃厚でフルーティーな香りが豊かに広がります。
口に含むと、まずは蜂蜜のような濃密な甘味が広がり、青りんごのようなジューシーな酸味が続きます。最後に、レモンやライムの皮を思わせる軽快な苦味が余韻を残します。
しっかりとした濃密な甘味が最大の特徴で、貴醸酒にも近い印象を受けます。ただ、黒蜜やドライフルーツのような熟成した凝縮感のある甘味ではなく、蜂蜜や生のフルーツのようなフレッシュでジューシーな甘味です。
おすすめの楽しみ方
<温度帯>
甘味は冷たい温度では軽やかに、温かい温度ではふくよかに感じられる特徴があります。一方で、行き過ぎると、甘味そのものを感じにくくなったり(冷)くどく感じられたり(温)するため、注意が必要です。「ゆきのまゆ」の特徴であるフレッシュかつ濃密な甘味を嫌味なく味わうため、15℃程度のやや冷たい温度帯がおすすめです。
<酒器>
口のすぼまったワイングラスを使うことで、華やかでフルーティーな香りがダイレクトに鼻に届きます。
<料理>
香りと甘味の主張が強いため、メインの料理に合わせるよりは、単体で味わったり、食後酒としてデザートに合わせたりといった飲み方がおすすめです。
Z世代酒匠ライター kanane_sake
