どぶろく 永蔵

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2002年に作られた特区制度により、北海道から沖縄まで全国130以上の自治体で造られるようになったどぶろく。
今回ご紹介するのは、米処・新潟県上越市の農業法人が飯米で造る辛口どぶろくです。
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商品紹介
・商品名:どぶろく 永蔵
・製造者名:農業組合法人ながくら(新潟県長岡市)
・原料米:コシヒカリ、新之助
・参考価格(税込):1,780円

どぶろくとは?
どぶろくは、日本の伝統的な醸造酒で、米と米麹、水を原料として作られる白く濁った酒です。「濁酒(だくしゅ)」とも呼ばれ、その名の通り、もろみを濾過せずにそのまま飲むため、独特の濁りと素朴な風味が特徴です。

日本酒造りの原点ともいえるどぶろくは、古くから農村部の家庭で造られてきました。米の甘みと酸味が調和した味わいで、アルコール度数は一般的に14〜17度程度。炭酸ガスを含むため、微発泡性があり、とろりとした口当たりが楽しめます。

現在、日本では酒税法により、免許なしでの酒類の製造は禁止されていますが、特区制度を活用して、一部の地域ではどぶろく製造が認められています。特に農家レストランや民宿などで、地域振興の一環として提供されることが増えています。

清酒では捨てられてしまう酒粕となる部分が含まれているため、どぶろくは栄養価が高く、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれているのも特徴です。近年では、クラフトビールブームと相まって、個性的などぶろくを造る醸造所も登場し、新たな注目を集めています。

香りと味わいの特徴
米の粒感が残る白く濁った外観ですが、口当たりは見た目からすると意外なほどにさらっとしていて、清酒に近い滑らかさです。
ヨーグルトのような乳酸由来の酸味を思わせる香りが広がり、口に含むとシャープな酸味とキレのよい苦味、軽快な旨味が感じられます。
さらりとしたお酒の中にわずかに残る米粒は舌で軽く力を入れると溶けてなくなるほどの柔らかさで、その食感を楽しめるのもどぶろくならでは。
一般的に濃厚・芳醇のイメージが強いどぶろくですが、このどぶろくは淡麗・辛口のため、さらりと飲むことができます。

おすすめの楽しみ方
<温度帯>
軽快な辛口どぶろくのため、程よく冷やした状態でさらりと飲むのがおすすめです。

<酒器>
どぶろくならではの濁りや米の粒感を見た目で楽しみたい場合は、透明のグラスがおすすめ。また、内側が白い酒器もどぶろくの色合いと同調するため、相性の良い組み合わせと言えるでしょう。

<料理>
カマンベールチーズやクリームチーズは、乳酸由来の香りや酸味の同調が楽しめる組み合わせです。キレの良い苦味を持つ、さっぱりとした辛口のためグラタンやチーズフォンデュといった濃厚な料理ともくどくなりすぎずに合わせることができるでしょう。

Z世代酒匠ライター kanane_sake

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この記事を書いた人

新潟県在住のライター/編集者。酒匠。日本酒にハマったきっかけは、大学生の頃に飲んだ「新政」。次第に、地域や酒蔵によって全く違う、日本酒の味わいの多様さに惹かれていきました。新潟県内を中心に酒蔵の取材や、おすすめの日本酒紹介コラムの執筆を行っています。

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