海水浴と日本酒。夏の余韻を楽しむ大人の一杯

海からの帰り道は、なぜか少し静かだ。

昼間はあれだけ騒いでいたのに、夕方になると急に波の音や潮風が心地よく響く。

「今日は何食べる?」

そんな会話をしながら立ち寄る海辺の食堂や居酒屋。キンキンに冷えたビールもいい。でも最近は日本酒に興味を持ち始めている。

実は日本酒は、海水浴帰りの食事とも相性がいい。特に近年は、夏向けに造られた「夏酒」も増えており、軽やかで爽やかな味わいを楽しめる一本も多い。

海で遊び疲れた身体に、冷えた日本酒がゆっくり染み込んでいく感覚は、夏ならではの楽しみ方かもしれない。

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海水浴帰りに寄り添ってくれる日本酒

日本酒というと熱燗など、冬のイメージを持つ人も多いかもしれない。

しかし、夏に飲む日本酒には、また違った魅力がある。

キリッと冷やした冷酒。爽やかな酸味。軽快な飲み口。最近の夏酒は、暑い日でも重たくなりすぎず、白ワインのような感覚で楽しめるものも多い。

そして、海水浴の帰りには不思議と塩気のあるものが食べたくなる。そんな料理に、日本酒は驚くほど自然に寄り添ってくれる。

●日本酒と相性の良い料理

海水浴の後は、少しジャンクで、香ばしいものが恋しくなる。

例えば、醤油が焦げた焼きとうもろこし。屋台の前を通るだけで食べたくなる、あの夏の匂い。香ばしい甘さに、日本酒のやわらかな旨味がよく合う。

イカ焼きもいい。噛むほどに広がる海鮮の旨味を、日本酒がさらに引き立ててくれる。

ほかにも、唐揚げ、塩焼きそば、枝豆、刺身、海鮮BBQ。海帰りに食べたくなる料理は、意外と日本酒との相性がいいものばかりだ。

特に、ゆっくり飲めるのが日本酒の魅力。

「次どこ行く?」なんて話しながら、少しずつ料理をつまみ、夏の夜を長く楽しめる。
例えば私の地元である「高知県」なら、活気あふれる「ひろめ市場」や地元の居酒屋で、豪快に炙られた「鰹のたたき」を。
そこに合わせるのは、淡麗辛口ですっきりとした土佐酒です。鰹の濃厚な旨味を堪能したあと、口に残る脂を土佐酒が綺麗に洗い流し、次の一太刀を誘う。
まさに、その土地の風土が育んだ「食と酒」が完璧に調和する瞬間です。

海水浴帰りにおすすめの日本酒

https://www.hakutsuru.co.jp/product/sake/others_sake/07266.html

そんな海の帰りにおすすめしたい銘柄の一つが「Hakutsuru Blanc」。

日本酒でありながら、白ワインのような軽快さを感じられる1本だ。

フルーティな香りと爽やかな酸味があり、日本酒を普段あまり飲まない人でも取り入れやすい。

冷酒はもちろん、ロックやソーダ割りでも楽しめるため、暑い夏とも相性抜群。海鮮料理やBBQとの組み合わせも心地よく、アルコール度数も8%と低いことも嬉しいポイントだ。

ワイングラスに注ぐだけでも、少し夏の気分が変わる。心地よい甘みと酸味が海水浴で疲れた身体を癒してくれる。

海水浴の余韻を日本酒と楽しんで

海水浴の魅力は、海そのものだけではない気がする。

遊び終わったあと、少し疲れた身体で飲む一杯。夕暮れの空や、まだ熱を持ったアスファルト。コンビニの前で聞こえる虫の声。

そんな夏の終わりみたいな時間を楽しめることも、海の日の魅力なのかもしれない。

キンキンにビールももちろん美味しい。でも今年は、日本酒という選択肢も試してみたい。

きっと、いつもの海帰りが少し違って見えるはずだ。

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この記事を書いた人

滋賀県出身・京都市在住/唎酒師・焼酎唎酒師・酒匠・日本酒学講師

酒類への関心が高じ、大学卒業後は京都市内の酒販店に勤務。その後、食品メーカーでの営業職を経て、フリーライター・お酒の講師として独立。お酒を単なる「飲み物」としてだけでなく、「文化」として次世代へつないでいくことをテーマに取材・執筆・イベント活動を行っている。

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